1.競売割賦救済再生支援制度とは
強制競売制度(競売)では、落札者が新たな土地・建物所有者となります。前所有者は法的には占有者となり、速やかに立退きをしなければなりません。仮に立退きに不服、異議を申し立てても新所有者は裁判所に「引渡し命令の申し立て」をすることが出来ますので、占有者は新所有者に対して、対抗することが出来ません。そこで、私共は前所有者の救済・再生を目的として、立退きではなく、そのまま住み続けて頂ける入居者(前所有者)の保護を優先した全く新しい制度を考案致しました。それが「競売割賦救済再生支援制度」です。
2.競売割賦救済再生支援制度の概要・特徴
- 競売、公売物件を当法人が入札します。※1
- 競売、公売物件を当法人が落札します。※2
- 賃借料、又は割賦金額などの月々支払可能額を提示します。※3
- 前所有者様と賃貸借、又は割賦売買契約を締結します。※4
- 事務手続が完了し、前所有者様は実質的所有者となり住むことが出来るようになります。※5
※1.任意売却に変更することも可能です。
※2.すべて落札できるわけではありません。
※3.諸条件がございます。お問合せ下さい。
※4.第三者の当制度利用者に売却する場合があります。
※5.割賦契約の場合、実質的所有者と成り得ます。
3.前所有者(占有者)のメリット
- 長く慣れ親しんだ家にまた住み続けることが出来る
- 立ち退かないので、家の中の整理やゴミの処分など煩わしい労力が要らない
- ご近所や親戚に対して体裁を保つことが出来る
- 学区や生活の変化がなく、所有権がまた自分のものになる
- 子々孫々に財産(不動産)を残すことが出来るようになる
4.事業者のメリット
- 落札してから速やかに投資家に売却(右から左)
- 立退き交渉やリフォーム工事をする必要がない
- 交渉時のストレス、プレッシャー等の心労がない
- 入居者、占有者(前所有者)からとても感謝される
- 場合によっては任意売却に切替えられる可能性がある
5.投資家のメリット
- 購入動機がはっきりしているため、購入者(占有者)は逃げない、逃げられない
- 他にローンが組めないので、給料から割賦金を支払える
- 通年割賦での契約を結ぶので、利回り・キャッシュフローが確定する
- 万が一、購入者(占有者)の債務不履行が生じれば即、強制執行となる
- 購入者(占有者)が退去後は、リフォームして中古住宅で実需売却が可能